皇居周辺はランニングするのに適した環境です。しかしコースとなっている場所は公共の歩道で、競技場ではありません。皇居ランを楽しむのと同じくらい、初めにマナーを知ってもらいたいので、まずはマンガで紹介させていただきます。
それではどうぞ
走って追い抜く側は危険をさほど感じなくても、追い抜かれる歩行者の側から見ると、すれすれを走り去るランナーに危険を感じてしまうことも多々あります。
特に代官町通りなど道幅が狭い場所や、二重橋や大手門周辺など観光客が多く、気を付けていないと歩行者との接触可能性が高い場所もあります。歩道は歩行者優先ですので、無理な追い越しはせず、ランナー側が立ち止まって歩行者に道を譲ってください。またグループで走る場合、歩道をふさがないように気をつける必要があります。狭いところは一列になって走行してください。
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皇居ランナーを見ていると、みんな同じ方向に走っていることに気がつくと思います。これは周回は反時計回りというマナーがあるからです。おそらく9つあるマナーの中でも一番有名なマナーです。
平日の夕方から夜にかけてと、土日祝日の日中は、ランナー利用者が集中する時間です。この時間にマナーを無視して時計回りで走ることは大変危険ですので、必ず反時計回りしてください。
と、このように、皇居周辺には9つのマナー「皇居周辺歩道マナー」がありますので、全文を紹介させていただきます。
■皇居周辺歩道利用マナー ~ランナー・ウォーカー・バイカー共通~
①歩道は歩行者優先 歩行者が優先であることを忘れずに利用しましょう。
②歩道をふさがない グループでは広がらず、歩道をふさがないようにしましょう。
③狭いところは一列で 狭いところは一列に。無理な追い越しはやめましょう。
④周回は反時計回り ランナー・ウォーカーは反時計回りとし、歩行者をよけて通行しましょう。
⑤タイムよりゆとり ランナーはタイムにこだわらずに、ゆとりあるスピードを心がけましょう。
⑥ながら通行は控える 音楽プレイヤーやスマートフォンなどの[ながら通行]は控えましょう。
⑦自転車はすぐ止まれるスピードで 自転車は、すぐに止まれるスピードで通行しましょう。
⑧ゴミは必ず持ち帰る ゴミは必ず持ち帰りましょう。
⑨思いやりの心で 思いやりの心を持ってみんなが気持ちよく利用できるように行動しましょう。
※マナーが策定された経緯など、もっと詳しく知りたい方は千代田区役所HPをご確認ください。
繰り返しになってしまいますが、皇居周回コースは公共の道路で、競技場ではありません。歩行者や観光客に配慮してタイムよりゆとりの気持ちが、皇居ランを楽しむ秘訣です。
当サイトでは周辺情報も日々更新していきますので、新しい楽しみ方や情報を見つけてもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。それでは、良い皇居ランを!